芦屋の家 足場が外れました
こんばんは
現場の精度が ようやく姿として現れてきました
芦屋の家の足場が外れ
これまで図面の中で描いてきた建物の輪郭が
実際の光の中で立ち上がってきました
今回は 地下がRC 地上が木造2階建の混構造という少し複雑な構成
構造の異なる素材が一体となることで生まれる緊張感と
“芦屋らしい伸びやかな佇まい”がようやく実感できる段階に入りました
そして今回の見どころのひとつが
袖壁の角をいかに美しく納めるかという繊細なディテール
現場監督がこちらの意匠の方向性を深く読み取り
何度も施工図を描き起こし
現場で一つひとつ検討を重ねながら打ち合わせをしてくれた結果
ノイズのない まっすぐな袖壁のラインが実現しました
住宅は 図面だけでは決して完成しません
現場での理解力と 細部への執着心が合わさることで
初めて“建築の精度”が生まれます
これから仕上げが進み
素材と光の関係がさらに豊かになっていきます
“住まい以上の体験”を目指した芦屋の家
完成へ向けて また随時お知らせしていきます
神戸市 設計事務所株式会社 狛デザイン一級建築士事務所
狛 亜津紗

2025-11-21 | Posted in BLOG